いつからはじめますか? 生前整理の方法やタイミング・注意点について

いつからはじめますか? 生前整理の方法やタイミング・注意点について

テレビやインターネットで、「終活」「断捨離」「エンディングノート」といった言葉を目にする機会が増えてきた昨今。残されるご親族の負担を減らすためにも「生前整理」をお考えの方も多いことでしょう。では生前整理はいつ始めたらいいのでしょうか。気をつけるべきことなどあるのでしょうか。この記事では生前整理について、その長所や方法、タイミング、注意点についてご紹介します。ぜひご参考にしてください。

生前整理とは

改めて生前整理とは、本来は亡くなった後にご親族がすることになる遺品の整理を、生きているうちにしておくことです。本来であれば亡くなった後にする遺品整理をなぜ生前のうちにしておくかといいますと、次のような大きなメリットがあるからです。

生前整理のメリット

相続トラブルを未然に防ぐ

死はいつ訪れるか分かりませんが誰にでも訪れるものです。あなたが亡くなったとき、あなたの遺品を誰に相続させたいかといった遺言などがありませんと、あなたの意思はご親族には伝わらず、それがもとで相続トラブルが起きるおそれがあります。特に資産や高価な品がある方はなおさらです。生前整理をし、死後は遺品を誰に託すかを書き記しておくことで相続トラブルを未然に防ぐことにつながります。

ご親族の遺品整理の手間を減らせる

故人のお住まいの遺品整理には大変な手間と労力がかかることが一般的です。ご自身がまだ元気なうちにいらない物を処分し貴重品を整理しておくだけで、残されたご親族の労力は大きく軽減されます。

余計なストレスが減り、余生を快適に送ることができる

ご家族であっても見られたくないプライベートなものは、時期を見て元気なうちに処分しておかねばと思う方も多いでしょう。また使わない物を処分した物が少なくさっぱりした部屋は広々として気持ちが良いものです。心にゆとりをもった生活になるのも生前整理で得られるメリットです。

タイミングは

それでは生前整理をすべきタイミングはいつなのでしょうか。特に決まりはありませんが、何かの節目のときに行うケースが多いです。定年の退職時や70歳を迎えたとき、また配偶者が他界されたときに実行される例が多いです。

生前整理の方法

それでは実際に生前整理はどのようなことをするのかをご紹介していきます。ご紹介する内容の全てをしなくてもかまいません。ご自身で必要と思うものから取り組んでください。

いらないものを処分する

まずは「いらない」「もう使わない」ものを処分しましょう。遺品整理でのご親族の手間が省けます。まだ使えるものは誰かに譲ったり、またリサイクルショップやネットオークションを利用したりすると処分の費用もかからず臨時収入が入ることもあります。

財産リストを作る

預金通帳の残高や株式といった資産、土地や不動産についてのリストを作りましょう。死後の相続手続きや遺産分割協議がスムーズに運びます。また注意点としては借金がある場合も、相続時のトラブルにならないようリストにきちんと記載しておくことが重要です。

重要書類をまとめておく

市役所や年金事務所と関わりのある書類、また生命保険や賃貸の契約書などは一ヶ所にまとめて保管するようにします。死後の相続手続きでご親族がまごつかずに手続きができます。

エンディングノートの作成

死後に連絡して欲しい人や葬儀の希望、遺品整理業者の希望、そのほか死後に家族や親族に伝えたいメッセージなどを記しておきます。財産リストや重要書類の保管場所なども同時に記しておくケースもあります。

注意点としては、エンディングノートの保管場所を近しいご親族に事前に伝えておくことです。死後の希望について書かれていることですので、死後発見されないと意味がありません。

遺言書の作成

家や預貯金といった資産を誰に相続させる、といった内容は遺言書で書きます。注意点としては、先にご紹介したエンディングノートには法的拘束力がありませんので、家や預貯金といった資産に関することは、必ず遺言書で作成しなければならないということです。

遺言書は形式を間違えると無効になってしまいますので、専門家に相談の上作成されることをおすすめします。

遺品整理業者に頼むメリット

生前整理で処分する物がたくさんある方や、お一人暮らしや体力的な問題で大きな家具や家電を一人で処分することが困難な方は、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理業者は遺品だけではなく生前整理にも対応してくれるところが多いです。荷物の整理や不用品の処分のプロフェッショナルなので仕事がスピーディーかつ丁寧です。また不動産の知識を持ち合わせている業者ですと、死後の家の処分についても最適なアドバイスをしてくれます。

似た作業をしてくれる業者に不用品回収業者がありますが、死後に遺品整理をしてもらうこともお考えの方は遺品整理業者に依頼することをおすすめします。死後の遺品整理については不用品回収業者より遺品整理業者の方が遺品を丁寧に扱ってくれるからです。生前整理の作業が丁寧で満足のゆく業者であれば、死後の遺品整理を任せたい旨をエンディングノートに記しておきますと、ご家族が遺品整理業者を探す手間も省けます。

まとめ

生前整理には残されるご親族の負担軽減を含めさまざまなメリットがありますので、生前整理をお考えの方はぜひ実行されることをおすすめします。しかし手間と労力がかかりますので、ご自分だけでは難しいと思う方は専門業者に頼み、生前整理をして心に余裕をもった暮らしを送ってください。

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